映画『サロゲート』感想

サロゲートロボットがすべてを代行する社会。それは、ユートピアのはずだった・・・
★★★☆

今夜は八千代緑が丘TOHOで「サロゲート」を鑑賞。
ブルース・ウィリスは特にファンと言うわけではありませんが
珍しく正統派SF映画という感じがしたので気になっていたのです。

簡単な舞台説明
近未来のアメリカ。人々は「サロゲート」と呼ばれる脳波コントロールで動く
ロボットを使って生活をしていた。仕事や遊び、そして戦争すら・・・
サロゲートが見たり感じたりしたものは全て本人にフィードバックされるが
極端な痛みや怪我に対しては安全装置が働き本人が傷つくことはない。
車で轢かれようが銃で撃たれようが「絶対安全」な装置のはずだったのだが・・・

以下若干ネタバレありの感想









なるべく事前情報を見ないようにして鑑賞しましたが
なかなか面白かったです。
全体的に70年代SFのアイデアとテイストが感じられました。
この設定で最初に思い浮かべたのは諸星大二郎の「夢見る機械」(1978)で、
これは小学生ぐらいの頃読んだのですが新宿の「目」の前を通る度に
いまだに思い出されるぐらいインパクトがありました。
ただしこの漫画ではロボットは完全自立型でずっと寝ている人間の代わりをする
ものでしたので本作はちょっと違います。しかしラストシーンは
もろに同じですがw
映画ではウェストワールドなんかも近いですね。
最近では「アバター」がほぼ同じ設定と言えるでしょうか。(こちらはえらい高価なシステムですが)
サロゲートは人類の98%が使用している設定ですのでどれぐらい安価なのかとw
(携帯の普及率より上?)設定としてはトンデモな感じもしますが
SFってのはそれぐらいの強引さも必要と思うのでよし。
派手なシーンはそれほどなく絵も割りと地味ですが
テンポ良く話が進むし時間も短いので眠くなることはありません。
時間が短いのはSF短編的なアイデアだからかも?

この作品、正直なとこかなり突っ込みどころが多いです。
サロゲートの設定がそもそも練り足りないしストーリーの方も
ちょっと説得力に欠ける部分もあると思います。
ラストで博士が取った行動は復讐とはいえいくらなんでも・・・
そういう部分が気になるタイプの人にはおすすめできません。
SF短編小説や世にも奇妙な物語とか好きな人は楽しめるんじゃないかな。
「マイノリティ・リポート」にちょっと近いかな。

そしてブルース・ウィリス。
彼はかなり良かったです。彼が主演じゃなかったらもうちょっと
しょぼい映画になっていたかも知れません。
特に前半の「フサフサ」は・・・見るたびについ
(・∀・)ニヤニヤ してしまいますw
あれは「本人」の要望なんですかねえ・・・w
後半のしょぼくれた演技も良かったです。
しかしあれだけ外見変えられるとなると映画俳優の「アバター化」が
着々と進んでるようでちょっとゾッとしますね・・・


サロゲート@ぴあ映画生活

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映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/01/24 01:51
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