映画『カールじいさんの空飛ぶ家』感想

UP

★★★★
本日公開の「カールじいさんの空飛ぶ家」(原題:UP)ですが
生憎の雨・・・今日は無理かと思いましたが夜になって止んだので
緑ヶ丘TOHOレイト最終で観てきました。
今回は3D字幕で鑑賞。3Dで字幕はどうかと思いましたが
特に違和感なく見れました。
ただ字幕を読む分、画面に集中できないのでやっぱり吹き替えのがいいんじゃないかなぁ。
特に3Dは特に3Dは画面に集中することを要求されるので。
あと泣けるシーンも多いので眼鏡onメガネでは拭くのが大変・・・
眼鏡の人は2Dで観たほうが良いでしょう。
特に3Dでなきゃ!ってシーンもないですし。

さて以下ネタバレ含む感想。





さすがPIXAR、良く出来てるなと。
画面のクオリティも文句のつけようが無いですし、泣かせるシーンの入れ方もうまい。
ただ前回のWALL・Eもそうなんですが「ここのCGすげええ!」ってのは
ないんですよね。自然すぎて。
もうCGアニメではそういうので驚かせる時代じゃないんだなぁと。
話も面白かったです。面白かったけれども・・・
WALL・Eほどでは・・・というのが正直なところです。
これは作品の出来云々ではなく単に好みの問題。
WALL・Eがどちらかと言えば独身男性向けだったのに対して
これは既婚者向けなんですね多分。
想像でしかないですが既婚者の方が感じる部分が大きいと思います。
特に前半部分は。
後はもっと高齢の方向けですかねえ。

気になった部分は大きくふたつありまして
前半でカールじいさんが傷害事件を起こすところ。
ここではディズニーではご法度と思われる流血の描写があってちょっとギョッとします。
これに関しては恐らく「この映画はマンガじゃないよ」と言いたかったからなのか
もしくは「現実」に人を殴れば怪我をするし法の裁きも受ける、という
ちょっとした教育的な場面なのかなぁと。
今までは教育的配慮で「見せない」だったのが「見せて教える」方向に
変わって来ているのかもしれません。(アメリカでは)
そしてもうひとつ。
後半で登場する悪役のマンツ氏ですが
正直悪役にしてほしくなかった気がします。
ていうのはなんか見ていて悪役というより
「気の毒な人」に見えてしまうんですね。
だからあの最後でも爽快感は無くて
ちょっと嫌な気分になります。
いや、よく見てると確かに何人か○してますから悪役ではあるんですが・・・
できれば他に悪役を立ててそこを救ってくれるような役柄にしたほうが
良かったんじゃないかなと。
未来少年コナンのダイス船長みたいなね。

「鳥」と「犬」は結構良かったですね。いかにもアニメっぽいキャラですけど
そこがいい。鳥が最初に罠を走りぬけるシーンはロードランナーでしょうか?w
犬を喋らせたのも意外で面白かったし分かりやすくて良かった。
ラッセル少年はもう少し彼の背景や心情を掘り下げてほしかった気がします。
まぁ老人に対するガキお子様の描写としては悪くないんですが。

観る前は「つみきの家」に近いかなと思ってましたが
観た後はまったく逆の話だと思いましたね。
つみき~は過去を忘れて生きてきた老人が過去を思い出すのに対して
この作品は過去に縛られた老人が新しい道を見つける話ですから。
どちらが良いかというのは・・・ちょっと優劣つけられないですね。

今回は3Dで観たけどたぶんもう一度2Dで観にいくと思います。
見逃した部分も結構ありそうだし。その時にまたもう少し感想を書きます。

そうそう、同時上映の短編「晴れときどきくもり」も良かったですよ。
相変わらず短編うまいねw


カールじいさんの空飛ぶ家@ぴあ映画生活

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映画 | コメント(0) | トラックバック(1) | 2009/12/06 02:41
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