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映画『月に囚われた男』感想

月に囚われた男★★★

5月頃に公開された映画ですが上映館が少なくて観に行けませんでした。
気になっていたのでDVDをレンタルして鑑賞。
以下ネタバレあるかも?な感想。















低予算の未来SF映画としてはなかなか良い出来でした。
ジャンルとしては「シックス・デイ」「トータル・リコール」に近い
クローン人間物というところです。
しかし派手なアクションもなく特撮に金が掛かっているわけでもなく
SF短編小説をそのまま映画にした感じですね。
この手の作品はもう少しサスペンス要素や謎解きを入れてくるものですが
本作品は奇をてらわずにストレートに描かれています。
漫画で言えば藤子F不二雄のSF短編集にありそうな話。
この手のSF的アイデアが好きな人にはたまらない作品だと思います。
エンディングはハッピーエンドなのかそうでないのか微妙ですが
鑑賞後の気分はそんなに悪くありません。

本作品の登場人物は主人公一人とアシスタントロボットのみで
それ以外の人物はモニター内でしか見られません。
クローン物ですから当然主人公が一人二役(以上)をこなす
わけですがこれもいかにもCGを多用したものではなく
昔ながらの方法(片方の顔が見えないようにする・人物の間に物がある)
で行われていてちょっと懐かしい感じです。
また月面上の描写も普通に地球上と変わらず重力があり
古臭いものとなっています。
しかし月面車の移動や掘削機が巻き上げる土埃なんかは
割とよい感じでした。ミニチュア撮影なのかCGなのかは
判別付きかねますが古きよきSF映画のイメージを再現してるような印象です。

アシスタントロボットのガーティはちょっとウォーリーに出てくる
オート(操縦ロボット)に近い印象ですがこれがちょっとイイ役回りを
演じてくれます。
SFで扱われるロボットには大きく分けて2種類あり
・会社もしくは悪者の命令を忠実にこなすタイプ
・命令よりも人間を守るという原則を優先させるタイプ
ガーティは後者の描かれ方なのでロボット好きな人にもオススメです。

主人公の3年間という勤務時間は近年の派遣問題を思い起こさせ
企業における利益優先の行き着く先を示唆しているようで
なかなかタイムリーな映画だと思いました。

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月に囚われた男@ぴあ映画生活

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映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/08/28 23:36
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