映画『インサイド・ヘッド』感想

インサイド・ヘッド

『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)

監督 :ピート・ドクター
脚本 :ピート・ドクター
  メグ・レフォーブ
ジョシュ・クーリー
製作 :ジョネス・リビラー
製作総指揮:ジョン・ラセター

前にチョロっと予告観て楽しみにしていたピクサーの新作「インサイド・ヘッド」
をようやく観てきました。
いや~泣いた泣いた!
ここしばらく映画で泣いてないと思ってたけど
1年分ぐらい泣いた感じw

具体的にどこで泣いたかというと
本編前にやる短編の中盤から本編中までずっと泣き通しでした。
実はこの短編、あまり評判が良くないとは聞いていたのですが
実際に見てみるとなるほど、これは評判悪いのも納得・・・
と思いきやなぜか頬を涙が伝っていたという。
自分自身泣いてる理由がわからずちょっと戸惑いましたが
多分年齢的なものかなと思います。
若い人が見たらあまり面白くもない話かもしれませんが
ある程度のおっさんならわかるかも・・・そんなお話でした。

で、本編の方は大泣きする所はまぁ一箇所ぐらいですが
それ以外にもちょこちょこと涙腺を刺激されるというか
心の中の普段触られないところを触られるような感じと言いましょうか、
終始涙が乾く暇がありませんでした。
お話自体はほんとどうということもないというか
簡単にいえば「千と千尋の神隠し」の異世界部分を無くしたようなもの
なんですけど・・・
そんなのでお話として成立するの?と思われそうですが
引っ越しという少女にとっての一大イベントに対しての
感情の変化や心の成長を感情自体を擬人化することによって
綿密に描き更にエンターテイメントとして完成させる手腕は
さすがピクサーと唸らされました。

ピクサーといえば「メリダとおそろしの森」以降いまひとつパッとしないというか
若干ディズニーピクチャーズに押され気味な印象でしたが
本作はやっと新たな方向性を見出したというかディズニーでは
恐らく作らないタイプの話になっているとこが良かったですね。
やはりディズニーが王道とすれば実験的な作風がピクサーの持ち味
なので今後もそういう作品を作り続けていって欲しいですね。

感情の擬人化キャラクターの中ではヨロコビが一番良かったですね。
まぁ彼女は主人公格なので当たり前なんですけど絵で見るよりも
動いて喋ってるとかなり魅力を感じるキャラでした。
もう一人の主人公格のカナシミはもうちょっと描写がほしい感じでは
ありますが11歳の少女の感情ですからそこは割りとシンプルに
したのかも知れません。

面白かったところはキャラが二次元化するとことか
犬が切断されるとことか脳内にしつこく繰り返されるCMソングとかですかねw
一番泣けるとこはビンボンというキャラとのあのシーンでしょうか。

従来のピクサー作品と同じく対象年齢は高めですが
親子でもカップルでもオススメの一作でした。


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映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/23 01:43

映画『ジュラシック・ワールド』感想

ジュラシック・ワールド

『ジュラシック・ワールド』(原題:Jurassic World 

監督: コリン・トレボロウ
製作総指揮 :スティーヴン・スピルバーグ
       トーマス・タル

今年に入って忙しかったりタイミングが悪かったりでなかなか映画を観に行くことが
出来ませんでしたがやっと時間がとれたので行ってみました。
さて何を観るか・・・ちょうど8/7にTVで「ジュラシックパーク」が放映されてて
やっぱり面白いな~ってことで公開が始まった『ジュラシック・ワールド』に決定。
(本当は『インサイドヘッド』が観たかったのですがレイトが終了していたので)

「ジュラシック・パーク」(以下JP)
「ロスト・ワールド」(以下LW)
「ジュラシック・パークⅢ」(以下JP3)
「ジュラシック・ワールド」(以下JW)
シリーズ4作目ということで一応JPの事故があったことが前提ですが
LW・JP3に関しては無かった事になってるのかも。
JPから22年後でパークがちゃんと運営されている世界となっています。
パークはより大規模になり一日に2万人が訪れる人気施設。
恐竜の数と種類も増えて更に人気を伸ばすべくDNA改造によって
実際にはいない恐竜まで作ってしまいました。(より派手な恐ろしい見た目の恐竜)
今回メインで暴れるのはこのインドミナス・レックスです。

見終わった感想は
「LWやJP3よりは面白い気がするがJPには及ばない」
という感じでしょうか。
JPがSFパニックムービーとするとLWやJP3はモンスターパニック的な要素が強く、
今回のJWもそういった流れになっています。
CGは順当に進化してますのでLW/JP3が好きな人は楽しめると思います。
まぁこの手のアトラクションムービーは劇場で観てこそ価値があるので
観に行って損はないでしょう。
元々JPの面白さはいかにして現代に恐竜を蘇らせたか、またどうやって管理しているのか
恐竜の行動学と言った科学的な考証が非常に良かった部分なので
それらを踏まえた2~4作目がアクション重視の話になるのは致し方ないところ。
それでももうちょっと新事実などといった知的欲求を満たす要素があれば
良かったのですが。(インドミナスのような人工的に作られた恐竜はもう
怪獣に近い感じなのであまり興味を惹かれない。)
今回は残虐シーン控えめでやや子供向けに振ってありますが
話の流れやテンポは非常に良いので飽きることはないでしょう。
モンスターパニック系の殆どはB級映画ですがこの作品はB級感は無いので
こういう話が好きな人にはオススメします。
↓以下ネタバレありの気になったところ

















事前にJPを観ておくことをオススメします。
というのは劇中で結構JPオマージュ的シーンが入るので
(JPで出てきた施設や設備、ラストで追い詰められるホールなど)
お~!ってなります。
終盤で登場するTレックスは聞くところによるとJPで登場した個体が
そのまま生き延びてる設定らしいですね。こいつとインドミナスの対決が
ラストの山場になっています。
ここはなかなかの見応えです。今回は2D鑑賞でしたが3Dのほうがいいかも?

全般的に登場人物の知能レベルが下がった感が残念。
1~3作目は頭のいい連中が頑張っても勝てそうにない絶望感というのが
ポイントだと思うのですが今回はアホな奴らがアホな行動をして
被害拡大という感じなので・・・
アホな行動はこんな感じ
・恐竜より女に興味津々なアホ兄貴
・アホ飼育員が油断してラプトルの檻に落ちる
・GPSの確認もせずに脱走したと思い込んで丸腰で檻に入るアホ
・子守を任されたのに子供から目を離すアホ
・勝手に禁止区域に入っていくアホ兄弟
・この状況下でラプトルをインドミナス追跡に使おうとするアホ
・ヘリ免許取りたて(正確にはまだ交付前)なのに自ら操縦したがるアホ社長
・案の定墜落死するアホ社長
・どう考えても足手まといなのについてくると行って聞かないアホおばさん
・ハイヒールでTレックス誘導するアホおばさん

その他気になったとこ
・未舗装路をまったく姿勢を崩さず進めるバイク(しかも旧車のトライアンフ)
・ほとんど揺れずに進めるバギー
・20年放置していたのにちょっとした修理で走り出すラングラージープ
・Kawasaki純正バッテリー
・ろくに対抗できる装備もなしにインドミナス追跡する警備隊員たち
・イカの遺伝子まで組み込まれたインドミナス

まじめに見ちゃうと1~3作目より突っ込みどころが多いので
あまり気にせず気楽に観たほうがいいですねw

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映画 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/08/10 14:12
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